半身浴・寒くなってくると手足が冷える ・お腹あたりが冷たい時がある ・肩がこりやすい ・基礎体温が低い(35度台) これらに該当する方は、身体の冷えがすすんでいると思われます。 身体が冷える、ということは、基礎代謝が正常に行われず、 老廃物をうまく排出・処理できない状態にあるということです。 通常私たちの身体は、肝臓一つとっても「同じ処理能力の工場を作ったら東京都と同じ大きさが必要」というくらい高度な解毒の機能をもっているそうです。 その高度分解工場が、エネルギー不足でうまく働かなくなっている状態を想像してみてください。 処理されない有毒物質が身体をめぐり、細胞のあちこちに堆積してしまいます。 何とか排出しようと、咳で痰出したり、皮膚に湿疹を作ったり、炎症を起こしたりします。 さらにエネルギーが低いと、外に出すことができず、体内に炎症をおこし、 慢性化すると細胞を傷つけ、ガン細胞を生む原因にもなりかねません。 「冷え」を解消するためには まず、食事に気をつけること。(根菜類など身体を温めるものを食べる) そして、適度に身体を動かすこと。(老廃物を運ぶリンパ節の働きをよくするために筋肉を動かすことが必要) もう一つ有効なのが、ゆっくりとお風呂に浸かること。 塩をコップ一杯いいれたり、にがりを入れたり、 アロマオイルをたらしたり(ローズマリーやブラックペッパーなどは血行をよくしてくれます) お風呂の中で足首を回したり、足の裏をもんだり、 することで、効果があがると思われます。 気になる人はビタミンCを入れて塩素を取りのぞいたり、ナチュラルな素材で作られた入浴剤を併用するとさらによいと思います。 <半身浴> 37~9℃のぬるめのお湯をみぞおちまで張って、20分から30分。 汗をじわっとかくまで入ります。 「とろ火でお魚を焼くように」体を芯から温める効果があります。 できれば朝晩2回。 忙しい時は、40℃のお湯で足湯をするなどの工夫もよいかもしれません。 最後に、ちょっと勇気がいりますが、ひざしたに冷水をかければ、 免疫力も上がり保温効果もあがります。 これは続けることが肝心。 朝ちょっと早起きして、好きな香りのお風呂に入って、今日1日どんな自分でありたいか想像してみてください。 いくつか片付けなくてはいけない仕事を、どうすればいいか。 もしかしたら良いアイデアが思い浮かぶかもしれませんし、 忘れていた大切なことを一つか二つ思い出すかもしれません。 15分たったら、さっと足に水をかけて。 お風呂上りにあたたかいお茶を飲んで、お腹がすいてなければ、そのまま出かけちゃってください。 朝は身体が老廃物を出す時間。 ちゃんと腸が動いていれば、気持ちよくお腹からのお便りがあります。 力まず、するっと、匂いもなく惚れ惚れするようなバナナ一本分。 前日分をうまく処理できれば、お昼ご飯をもっとおいしくいただけると思います。 |